ただし、流れているのは広告ともTipsともつかない短いテキストばかりです。[PR]の表記は名ばかりに、クリック単位の課金どころか時間ベースの掲載料さえ発生していません。今はあまねけ!と「あまね」関連商品について紹介している状況です。
あまねけ!は多くの人に読まれるように設計されているサイトではなく、実績でも決して多くの人には読まれているわけではありません。あまねけ!分析基本指標の「読んだ」ボタンベースでは月に平均30回程度しか読まれておらず、広告を掲載する利点はほとんどないといえます。
もちろん、このPR欄は実利のために作られたものではなく、単なる個人サイトの盆栽として進められている小さな取り組みです。これからあまねけ!をPV数ベースで成長させる方向に転換していくわけではありません。
その証拠として、この 広告 は、多くの点で訪問者を煩わせないように工夫されています。まず、PRは画面内に固定されていないので、下にスクロールするとすぐに見えなくなります。また、ページ表示直後の貴重な数秒間は文字がスクロールしないよう設定されており、視覚的ストレスを与えにくくなっています。さらに、CSSが使えないlynxなどのテキストブラウザやクローラに混乱を与えないよう、HTML上はCSSの調整を前提としないシンプルな構造で実装しています。
テキストを自動でスクロールさせる
marquee
タグは、
blink
タグなどと同様に、HTMLのセマンティクスにふさわしくない過剰な文字装飾機能として既に廃止されています。そのため、PR欄のスクロールはCSSを用いて実装されています。
大まかには、 overflow: hidden
なブロック要素に display: inline-block
な子要素を生やして、 transform: translate(0)
から transform: translate(-100%)
までアニメーションさせるといいでしょう。子要素が display: inline-block
ではなかったり、 position: relative
な子要素を left: 0
から left: -100%
までアニメーションさせても似たような動きはできますが、スクロールが途中で終わってしまうことがあります。