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人間と科学
自己紹介ページのこと
#14や#15でお知らせしていたとおり、 amane.im
というドメインで自己紹介ページを作りました: i am amane, amane.im
ほとんどの内容は、旧自己紹介ページ(あまねけ!のわたし)の情報がベースになっています。さらに軽い文章を添えたり、作品の表紙を並べたり、連絡先を特徴で絞り込めるようにしました。綺麗な写真や大きなリンクが並んでいるような かわいい ページとまでは言えませんが、比較的リッチなサイトに仕上がったと思います。
連絡先には、#17でも紹介したTox(P2P型・通話可・匿名・検閲防止)とsurespot(中央集権型・匿名・検閲防止)の連絡先も掲載しています。Briarは、(一方的なリクエストでは不十分で)お互いに連絡先を入力しないと疎通できないという微妙な仕様だったので、今回は載せていません。もちろん、これはクライアントの情報が集約・参照されないよう配慮した安全性の裏返しですが、一方的に連絡先として公開するような利用法には向いていません。
i am amane, amane.imにはいくつか遊び要素を用意しています。連絡先の絞り込み機能もそのひとつです。また、ヘッダーに「i am “random name”, amane.im」と表示されていたら、タップしてみてください。どんな名前を引き当てたか僕に伝えることができます。名前は環境の変化や時間経過によって変わります。
さらに、「あなたが知っていることを追加する…」を押すと、新しい自己紹介を提案することができます(自動的にページに反映されるわけではありません)。もしよかったら、あなたが僕について知っていることを教えてください。
デザイン面での技術背景としては、今回初めてCSSのカスタムプロパティを使って配色や余白の統一を行いました。プリプロセッサを使わずに定数を取り扱うことができ、特にダークモードの設定が散らばらず見通しがよかったです。あまねけ!のCSSは長年の修正でごちゃごちゃしてきているので、今回の知見を持ち帰って再建したいと思います。
そのほか、ほとんどの動作をCSSで実装している点、テキストブラウザでの閲覧に対する配慮などのポリシーはあまねけ!で敷いているものとあまり変わりません。基本的なデザインとコンテンツの整備は完了しましたが、いわゆる 盆栽 はもうしばらく続くでしょう。
Catch-allアドレスのアイデア
先日、Cloudflare Email Routingのβ版利用許可のお知らせが届きました。Cloudflare Email Routingは、文字通りメールのルーティングを行うサービスであり、ローカルパートに基づいてメールを転送(確認済みのメールアドレスのみ)または破棄できます。「Emails are then routed to your preferred email inbox, without you ever having to expose your primary email address. 」とあるとおり、普段使っている 完全な メールアカウントの利用シーンを広げるためのサービスであり、メールボックスやSMTPサーバを新たに割り当てるものではありません。
このサービスの大きな特徴は、Catch-allアドレスを無料で(そして非常に単純なUIで)サポートしていることです。Catch-allアドレスを有効にすると、どのルールにも一致しなかったメールを一括で処理することができます。Catch-allアドレスに対しても通常のルールと同様に転送または破棄のいずれかを選ぶことができ、メールを受け取る必要がなくても全て破棄することでプライバシーの保護に役立ちます。
amane.im
はCloudflareでネームサーバを管理しているドメインであり、他のドメインと合わせてCloudflare Email Routingの利用申請をしていました。今のところ amane.im
でCatch-allアドレスを転送設定にしているので、よかったら (任意の文字列)@amane.im
にメールを送ってみてください。
利用許可のタイミングではまだ自己紹介ページに取りかかっていなかったので、この機能を何かに使えないかな~と思いながら、最初期には *random name*@amane.im
のようにランダムな連絡先を表示していました。既にこの機能は廃止されていますが、ヘッダーの遊び要素にその一部が残っています。
アマネイメージズ
今回はありません。